2Dでキャラクターを表現・製作できる人が、活躍する場は増えていく。
「Concept Kicker」は、キャラクターを描くクリエイターが、ファンに向かって、クラウドファンディング形式でフィギュアを販売できるプラットフォームだ。
イラストを描くクリエイターが、キャラクターを3Dデータにし、またそれを3Dプリントして販売するためのステップは面倒だ。Concept Kickerは、この方法をシンプルに転換していく。
利益は、クリエイターとプラットフォーム側が折半するカタチだが、クリエイター側にリスクはない。このように様々なプラットフォームの登場で、クリエイターの収入源は増えていく。
クリエイターのためのプラットフォームが拡大する
PHOTO: girl and water colors from Shutterstock
Lineのクリエイターズスタンプで、活躍するアーティストの話題を各方面から耳にする。元々イラストレーターとして仕事をしていた人はもちろん、小学生から芸能人まで、売れるスタンプを製作する人の幅は広い。
これまで、”絵を書ける人達”の活躍の場は限られていた。クリエイターと言えば、本当にトップの人達しか話題に上がらなかった。しかし、これからは変わっていく。
例えば、Lineクリエイターズスタンプを販売する人達が、3Dプリンタで作ったフィギュアまで販売できるようになればどうか。草の根クリエイターたちの新たな収入源となることはもちろん、そこから派生する話題は大きそうだ。
草の根映像クリエイターがYoutuberとして、多くのファンと収益を得ているのと同じように、イラストの部門でも、そのチャンスは広がっていく。