21世紀の自動車社会は、どのようなものになるのか?高性能なハイブリッドカーに、電気自動車、そして水素自動車と、その多種多様な動きに誰もが、注目をする時代となった。
そんな中、ドイツで興味深い動きが生まれている。再生可能エネルギーで発電された電力をいつでも自動車の電力にしていこうとする「Ubitricity」の取り組み。例えば、日本でも街灯には、太陽光パネルが付けられてきているが、そういった電力もクルマのために利用していこうという発想だ。
開発されたポータブルデバイス経由で、このように充電を開始することができる。
どれだけの電力を充電したかなどは、このポータブルデバイスに記録され、そのデータは請求書と共にスマホに送られ、そこから利用者が支払いをするという流れ。自動車だけでなく、もちろんバイクの充電も可能だ。
さて、このモバイルデバイスは、2015年夏に発売される予定で、価格は600ドル。より安く環境によい電力を、いつでも充電できる自動車社会に向けて、各地で様々な取り組みが行われる年となりそうだ。