お酒に関する新たなトレンドは、相変わらず興味深い。
【参考】
・お酒の新たな飲み方。ハッピーアワー×クリエイティブビールの可能性
「Somabar」は、本格的なカクテルを作ることができるバーテンダーマシーンだ。Kickstertarにて5万ドル目標のところを、31万ドルを超える資金を調達している。
利用方法は、好みのジュースやシロップ、アルコール類をセットして、スマホアプリから飲みたいカクテルを選択するだけ。独自のシェイクシステムで、静かに混ぜ合わせて、5秒以内に完成したカクテルがグラスに注がれる。
販売価格は、429ドル。お酒好きの人はもちろん、自宅でパーティーをよくする人にも重宝されていきそうだ。
また、スケールの可能性としては、法人向けが考えられる。ドリンクバーと言えば、通常ソフトドリンクばかりがズラリと並ぶ。お酒の飲み放題となれば、ほとんどの場合、スタッフがそれを慌ただしく作る。ファミレスでもカラオケのようなところでもそうだろう。
しかし、本格カクテルやサワーをセルフ取りに行く飲み放題であれば、スタッフの手間は当然少なくなり、店舗経営のコストも下がる。
更に、コンビニのようなところが、本格的なサワーを販売し始めるということだって考えられる。生絞りのグレープフルーツサワーやレモンサワーが、コンビニコーヒーのように、その場で作られるとしたら?作り立てのトレンドはまだまだ熱い。
【参考】
・コーヒー豆を挽くこともできるオールインワンタンブラー「Cafflano」