コーヒー好きにとっては、必須のアイテムになるかもしれない。
Kickstarterにて登場した「Cafflano」は、コーヒー豆を挽くところから飲むところまでをオールインワンにしたタンブラー。
このようにコーヒー豆を、カップ上部に入れて、手でゴリゴリと挽いていく。
挽いた豆は、下の落ちており、それに熱湯を注げば、挽きたてのコーヒーを飲める構造。
セブンイレブンのコーヒーが美味しいの理由の1つは、一杯一杯、豆を挽いていくからに他ならない。
このような道具が登場することで、挽きたてのコーヒーを飲むというカルチャーが、一般家庭や単身世帯にも普及していきそうである。
徹底した本物志向
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あらゆる最終製品の製造現場が消費者に近づいてくる。3Dプリンタなどは、まさにその象徴だが、いつでもどこでも、誰もが最終製品を作ることができる時代へと突入する。
食品についてもそうで、今回のような挽きたて、いれたてのコーヒーはもちろん、様々な商品が”作り立て”への挑戦を行っていくことになる。
このトレンドは、あらゆる商品が本物であることを迫っていく。挽きたてのコーヒーでなければ、消費者はそのコーヒーを美味しいと思わなくなるのだ。
今、起こっていることは、価値創造プロセスの再構築と本物志向の拡大である。