日本では、コンビニのクリーニングボックスや宅配業者が、自宅まで衣類を取りに来てくれるようなクリーニングサービスはある。しかし、スマホに最適化されたプラットフォームはまだない。
オランダ発の「Bubble&Stitch」は、洗濯やドライクリーニング、衣類の修理のため無人キオスクサービスだ。小売店やオフィスに設置されたボックスに、クリーニングするものを入れる。スマホから注文を入れ、ほぼ2日以内にクリーニングされた衣類が戻ってくる。
基本はクレジットカードかPaypal決済、ボックスの開け閉めには、独自のコードが発行されるため安全性は高い。また、クリーニングし終わったものが再びボックスに届いた時には、スマホに通知が来る仕組みだ。
これまで、クリーニング屋に衣類を持っていくにしても、休みの日に「よし、今日はこれをドライクリーニングするぞ!」という気合いが必要だった。ましてや衣類の修理などはなおさらである。ふと、コンビニに入り、サンドイッチとコーヒーを買うようには、スムーズにはいかない。
しかし、今後は、こういったボックスが、あちこちに設置されスマホ経由で簡単に注文、決済、受け取りができるようになれば、その気軽さはより一層増すことだろう。コンビニクリーニングや宅配クリーニングといった群雄割拠の領域に新たなコンセプトが登場した気配がある。
【クエスチョン】
・まだ、スマホに最適化されていない業界に向けた、新たなプラットフォームアイデアを考えてみよう!