販売、消費した以上のものを還元する。これをこれから一般的な考え方にしなければならない。それほどまでに、環境への配慮は待った無しの状況だ。
クルミやコクタン、ゼブラウッドなどを材料とする広葉樹のサングラスメーカー「John-Angus」は、1つのサングラスの販売に対し、2本の木を植えることを約束する。
先進国で1つ購入されたら、途上国に同じものを1つプレゼントするというワンフォーワン(one for one)ならぬ、ワンフォーツープランツ(one for two plants)だ。
植樹については、流木で作ったサングラスを販売しながら植樹を行う「Driftwood Gear」との提携を以て可能にしている。今後、このように社会貢献プラットフォームを持つ事業者は、他社との提携の話がより多く来るようになるはずだ。
事業が発展すればするほど、それ以上に環境が守られていく。そんな世界観に共感する人は多いはず。公共性や社会貢献は当たり前で、この領域をどれだけ拡大できるかという社会貢献競争の文脈は、益々大きくなっていく
【参考】
・公益性、社会性は当たり前の時代へ。2015年、ソーシャルグッド5つのトレンド
【クエスチョン】
・サプライチェーンにおいて消費した以上の環境保護を、日常化させるための新たな方法を考えてみよう!