ソーシャル・ランチが有料サービスを開始しました。
ソーシャル・ランチとは、2人組のペアでのお昼ご飯をマッチングしてくれる
サービスです。Facebookに登録されている身元がしっかりと分かる方との
マッチングで、普段の何気ないランチをパワーランチに変身させることの
できるサービスです。
ちなみに有料サービスですが、月額525円で次の『5つの特典』が追加される
ようです。
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【特典1】業界の条件指定
提案されるペアの所属する業界(12業界から選択)を指定できるようになります。
【特典2】年代の条件指定
提案されるペアの年代(18歳から22歳、23歳から29歳、30歳から39歳、40歳以上)を指定できるようになります。
【特典3】性別の条件指定
提案されるペアの性別(男性同士、男性女性、女性同士)を指定できるようになります。
【特典4】顔写真有無の条件指定
プロフィールに顔写真を公開しているペアのみを提案するように指定できるようになります。
【特典5】再度提案を受け取れる機能
提案は一日一回ですが、月に3回まで当日中に再度提案を受け取る事ができるようになります。
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「業界の指定」や「年代の指定」はとても良い機能ですね!
これから使う方が増えるであろう注目のサービスです。
「営業」は「出会い」であり「人間関係」となる
photo credit: luis echanove via photo pin cc
未来における「営業」は、偶然な出会いとなり、それに基づいた誠実な人間関係
となる。ソーシャル・ランチのようなサービス群の潮流は「営業革命」とも言う
べき変化をもたらすことでしょう。
20世紀型の「営業」という言葉の響きの中には「自社商品は販売するために
相手をうまくコントロールする」という意味合いがありました。
経済競争が行き着いた結果「人を自社、もしくは自身の道具とする」という
浅ましい哲学が、知らず知らずのうちに経済社会に浸透してしまったのです。
しかし、これからの営業は「出会い、そしてその後の人間関係」という、
もっともシンプルで深いものに立ち変えっていきます。
もっと具体的に言えば、お客さんは、身近な知り合いであり、友人であり、
家族である、ということです。
元々優秀な営業マンは、このような考え方を最初から持ち合わせていることが多い
ですが、もはや「営業という仕事全体」にこの価値観のが入り込み、
20世紀型の「営業」の定義は、21世紀型へと大きく進化していくことでしょう。
情報化社会の中で、ウソはつけません。そして、「○○という組織の中の○○さん」
ではなく、単純な「○○さん」という個人で認識される時代を生きるのが
これからのビジネスパーソンです。
本来、人々が内心求めていた世界に一歩一歩近づいている。
そのように感じる変化です。