以前、コーヒーの殻、落花生の殻、オレンジやレモンなどの皮などを3Dプリンタの原材料とするプロジェクト「AgriDust 」をご紹介した。
【参考】
・コーヒーかすや落花生の皮を3Dプリンタの素材にするという発想
さて、今回ご紹介する「Kaffeeform」も同じく、コーヒーの殻でコーヒーカップセットを作るプロジェクト。黒く輝くその外形からは、重厚感がにじみ出ている。
値段はというと、1つ25ユーロ、2つで40ユーロだ。
ふと思うことは、日本であれば飲み終わった緑茶のカスなどを利用した湯のみなどもできないか、ということだ。
今、世界では、普通ゴミにしてしまうようなものを利用したブランド作りのトレンドが進んでいる。日本の江戸時代の完全循環型社会は有名であるが、螺旋状に進化する歴史の中で、再びそれが高度に復活してくることを願う。
より人に環境に優しい21世紀の社会は、新しいモノ作りの領域も包み込む。