廃棄物ゼロを目指せ。これは、今や人類の重要な思想である。
先日、急須で入れた緑茶のカスは、肥料として使えるから、とアドバイスをもらった。早速ベランダに置いてあるプランターに、肥料としてあげ始めた。
使えるものは再利用していきたい。それは誰もが感じていること。今回ご紹介するプロジェクトもその思いの延長にあるものだ。
イタリア人デザイナーMarina Ceccolini氏が開立ち上げた「AgriDust 」は、コーヒーの殻、落花生の殻、オレンジやレモンなどの皮などを3Dプリンタの原材料とするプロジェクト。
3Dプリンタの原料と言えば、プラスチック。また。一部木を材料とするような素材も登場してきている。
【参考】
・3Dプリンタで作った木の腕時計と地元素材の新たな利用先
今回ご紹介する素材は、64.5%を廃棄物、残りの35.5%は、ジャガイモのでんぷんで作る。
こういった生ゴミを再利用するというベクトルには、なんとも心を温かくするビジョンが宿っている。ちなみにちゃんと強度、耐久性も備えているようだ。
リサイクルと言えば、紙やプラスチック。生ゴミは、肥料にするのが精一杯だった。しかし、今後その活用方法はより多面的になっていくかもしれない。応援・注目していきたいプロジェクトだ。
【クエスチョン】
・皆が応援したくなる、廃棄物を利用した面白いプロジェクトを考えてみよう!