いびきの改善は、当人、そして家族において深刻な問題である。
いびきは行き過ぎると、無呼吸症候群に陥り、昼間に強い眠気に陥ったり、疲れが取れずけだるさを感じ続けてしまう。それが元になって様々な病気に派生し、結果短命につながるとさえ指摘されている。
現在その治療に有効な方法は、「CPAP」(シーパップ)と呼ばれる治療法だ。
CPAPとは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法です。Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとってCPAP(シーパップ)と呼ばれ、いまや睡眠時無呼吸症候群(SAS)のもっとも重要な治療法となっています。
しかし、この方法では、空気を送るマスクやホースが必要であるし、顔の締め付けがひどい。それによってむしろ眠りを妨げてしまうのではないか!?と思われるほどだ。
現在クラウドファンディングサイトindiegogoで資金調達している「Airing」は、驚くなかれ、ただ鼻に差し込むだけのCPAPだ。マスクもホースもないので、顔を締め付けることもない。電池式なので、電源コードもない。
サイズも小さいため、どこにでも持ち歩くことができる。もちろん、乗り物の中でも使用可能だ。
現時点で9400万円ほどの資金を調達しているが、1億円は越えてくることだろう。世界中にいびきで悩む人はあまりにも多い。より多くの人が、いびき問題解決し、より健康的な生活を送られることを心から願っている。