外出先のトイレの汚さが嫌だ。そう考えている女性は、意外と多いと思う。また、男性だってできればキレイなところを使いたいものである。紙がない!なんて悲劇は、絶対に避けなければならないのだ…。
ニューヨーク発の「LOOIE」は、外出先で清潔なトイレを見つけ、利用することができるサービス。
月額25ドルを支払い、そのキレイなトイレのネットワークを利用するためのキーを受け取る。
近隣のトイレの場所は、アプリで見つける。受け取ったキーによってトイレのロックを解除する。
これはニューヨークだけでなく、東京など世界の各都市部において需要がありそうだ。トイレを提供してくれるところには一定のお金が支払われるわけだが、集客という観点からも良いはずだ。
これは、定額課金のネットワークに乗ることによって、あらゆるニッチな場の可能性が開花することを意味する。例えば、英国発の「Vrumi」は昼間空いている部屋を予約し、利用できるサービスだ。言ってしまえば、Airbnbの昼間バージョンである。
【参考】
・広がる共有の選択肢。”昼間”に空いた部屋を貸し出すためのプラットフォーム
例えば、こういった所が定額課金モデルを導入し始めたらどうだろう。スマートキーによって、利用者はいちいちホストと鍵の受け取りの連携をとらなくてもよくなったなら…。
サードプレイスの選択肢は、益々広がり、そこには21世紀の新たなライフスタイル、ワークスタイルが見えてくる。