Social Design Salonメンバーの田中健昌です(写真の右端)。先日、愛知や長野の有志でリアルサロンを開催。同じくサロンメンバーである井上貴仁さんの運営する大型CNC SHOPBOTを稼働させるDIY工房「GIFT」(豊川市)を訪問し、椅子の作製デモを体験してきました。そのご報告を。
私は3Dプリンターの使用経験があったので、事前に用意していただいたデータを飛ばすだけで簡単に作れると思っていましたが大間違い…。
カッティングの際に部材が暴れないためのビス止めをする等、工程を滞りなく進めるための周到な準備作業が重要だということを知りました。
始動させると、電動機器特有の起動音に期待が膨みます。動作し始めるとカッティング速度は予想以上に速く感じました。
今回作製した小さな椅子は、1脚であれば1~2分でカッティングが完了。切り取り作業自体は非常にスピーディーです。
素材そのものやその日の湿度などによって、出来に微妙な差が生じていくということも知りました。そもそも目的やスケールも違うのですが、3Dプリンタのような扱い易さはありません。
思っている以上に作業に人の手がかかるということ、そして木材の扱いの難しさを経験できたことは、私の財産となりました。
さて、切り出した素材へのやすりがけは労力のいる作業です(汗) 一方、徐々に滑らかになっていく感覚は大人でも爽快!塗装とこの工程は、子供がとても喜ぶだろうと想像できます。
そして組み立て作業へ。
完成〜!!!いや〜楽しかった。CNCを使って板から椅子を作るという人生初の体験ができました。
GIFTに設置されているSHOTBOTを使えば、このような本格的なデスクセットだって作れちゃいますよ。
また工房内には、今GIFTが製品化しようと取り組んでいる小屋のプロトタイプまで置かれていました。実はSocial Design Salon内で、この小屋の事業化計画が進んでいます。いや〜これから益々楽しみです。
この雰囲気に何か魅力を感じる方、また、大型のCNC工作機で何かプロダクトを作ってみたい方、GIFTとコラボレーションをしたい方は、是非一度GIFTもしくは、代表の井上貴仁さんに気軽に問い合わせてみてください。きっとあなた様が思っている以上に、何かが前進するはずです。それでは。
オンラインサロンでもっと深い情報と交流、コラボレーションを。
「Social Design Salon」