チャットボットは、業界によってある程度ベースの対応形態がある。顧客から問われる質問、その際にこちらが提案すべきこと。そういうものはテンプレートとして提供してくれたら嬉しいだろう。
「Bot Store」は、そのようなニーズを満たすチャットボットテンプレートのマーケットプレイス。レストラン用ボットからカスタマーサービスボット、ミュージシャン用のボット、スケージューリングボット、天気予報ボットまで様々なテンプレートがある。
FacebookやSMS、Slackなどに対応し、自ら作ったボットテンプレートをアップロード、提供することもできる。
また、ボットを設計しようとする場合にはコーディングの必要なく、ドラック&ドロップでフローチャートを作成するような流れでボットを作り上げていける。
このトレンドの中で、あらゆる事業のカスタマーサービスの多くが、急速にチャットボットによって対応されていくようになる。また今は、ボットと人間のコミュニケーションだが、今後はボット同士がコミュニケーションをはかり出す。自身のショッピングボットが、あるEコマースサイトのボットに語りかけ、価格交渉をするような近未来が見えている。そこにはAPIからBot to Botへという潮流がある。ボットの進化は、私たちの仕事や生活のあらゆる取引コストを大幅に削減する可能性を秘めている。
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