待ってました!という感じですね。デンマークのメーカーCAMISHAが、3Dプリンタで作る、各個人の耳に合わせた補聴器を発売。
このように、液状シリコンを注入し、耳の形をとります。
それを、スキャナーで読み取り、3Dデータに出力します。
3Dプリンタで出力します!おおお!!!
マイク、受信機、バッテリー、マイクロ回路などを組み立てていきます。
聴きたくない音(バックグラウンドノイズ)もコントロールでき、機能も優れています。気になる価格は、1,000ドル〜3,000ドル。今後、更なる価格の低下に期待したいところです。
医療分野の利用拡大に期待
以前の記事にも少し書きましたが、先日、86歳になる祖母に「補聴器」をプレゼントしようとショップに行きました。お店の方に補聴器についての話を聞いていると、機能の低さ、価格の高さ、電池のもちの悪さなどに驚愕をしました。
「この高齢化社会の中で、困っている方々は多いだろうな…。補聴器革命が必要だな…」と思っていたところだったので、このような流れは素晴らしい!と思います。
上の動画は、腕を動かすことができない病気を持った女の子が、3Dプリンタで印刷された、小型かつ軽量な、カスタムメードの外骨格を使用している様子です。
3Dプリンタの良さの1つは、カスタムメードしたものが、安価&容易に作れること。医療分野においての更なる利用拡大に期待です。