Apple Watchの発売が近づいている。一方、その話題を横目に「なんでスマートウォッチが必要なの…?」と冷めた目を向けている人も少なくない。
その思いの裏には、「スマホを持っているだけで十分ではないのか?それは、ガジェットが好きなモノ好きが買うものだ」という思いがあるようだ。しかし、スマートウォッチの利用法は多岐に渡り、その可能性は、スマホとは別のものになる。
例えば、こんなアプリがあったらどうだろうか。「Todoist」は、声で瞬時にメモをし、それをハンズフリーでTo Doリストに設定することができる。
いつの時代も、私たちは瞬間的にメモをすることのできない不便さに苛まれてきた。閃いた!と思っても、それをメモする環境を整えるには、カバンからメモを取り出し、手を動かして書くという作業が必要だった。その手間は、決して小さくなく、閃いたアイデアは日常的に、記憶の奥深くに沈んでいる。
現代というスマホの時代であっても、いちいちポケットからそれを取り出し、ロックを解除し、アプリを開いて、手を動かす作業は残っている。その手間は、歩きスマホという問題を生んだ。
しかし、スマートウォッチは、そのメモの不可をより小さくしてくれる。またTodoistのように瞬時にTo Doリストとして整理でき、それをやるべき時にアラートで知らせてくれるという機能があると知れば、使ってみてもいいかも…と思う人も少なくないのではないだろうか。
ウェアラブルでバイスの利用方法における発明は、まだまだこれからが本番だが、2015年がウェアラブルデバイス元年になることは間違いない。
【クエスチョン】
・スマートウォッチを利用した時、どれだけ日常的な生産性が高まるかを考えてみよう!