情報と空間の関係性をどのようにデザインするのか?今私たちが密かに問われている命題である。
スウェーデンのバンド「John Moose」のデューアルバムが面白い。森に入ると、このプレリリースされたアルバムを無料で聴くことができる。どのように、その人が森にいることを確かめるかと言えば、スマホのGPSである。
アプリをダウンロードし、そのアプリ経由で音が再生されていく。喧噪を離れ、静寂とともに音楽を聴くことを暗に提案している。
音楽というものも、単純に音だけを聞かせる時代ではなくなった。情報と空間の関係、またそのアーティストとどのような関係性を築くのか?というところにまで、考えを巡らさなければならなくなった。まさにAKBは、その時代を象徴している。
もちろん、その取り組みそのものが、アーティストのポジション、ブランディングまでにも多大な影響を及ぼしていく。
AR、VR時代を迎えようとする中では、アーティストだけでなく、あらゆる会社、団体、人が、情報の空間的デザインを模索しなければならない時代になった。情報密度の高い空間は、これまでにない新たな現実を生み出していく。
【クエスチョン】
・John Mooseの取り組みを参考に、これまでにないブランディング&マーケティングアイデアを考えてみよう!