外国人観光客増加の勢いが止まらない。6月は160万人が日本を訪れ、このペースで行くと年間2,000万人に迫るのではないか?と言われ始めた。つい2年前に1,000万人を越えた!と喜んでいたのに、この勢いには驚くばかりである。
さて、こういった背景の中で、今地域にはャンスが到来している。どのように外国人観光客を地域に呼び込むのか?その方法の模索は、即地域創世につながる。
豊かな自然の資源をどのように活かすのか。いかだの上に宿泊できるというこのコンセプトは、なんとも粋である。
Floating Hotel with Catamaran-apartments
宿泊者は、ロビー、レストラン、カフェ、イベントホールなどがある中央ユニットを通り、各部屋に別れていく。
日本は、水が豊かな国であるが、そういった資源を多様に活かす手段は、まだまだあるという洞察を与えてくれる。
水の上というと、水上スキーやヨットのようなスポーツというイメージ、また屋形船やクルーズのような宴会会場といったイメージが強い。
しかし、そこに「宿泊」というオプションを加えたら…。いや、宿泊をメインコンセプトに置いた、これまでない洗練された概念を提示したら…。地域経済を支える新たな名物になる可能性だってある。
観光立国日本に向けて、いまこそ多様なアイデアを花開かせる時である。