お金を介さず宿泊する部屋を交換するサービス「Nightswapping」がじわじわとその影響力を広げている。
【参考】
・お金を経由しない交換型のAirbnb。スワップコマースはあらゆる領域に広がって行く
自身の部屋を利用者に無料で提供すると「Night」という仮想通貨を得ることができる。得た「Night」で、次は自分が部屋を無料で利用できるというもの。現在160ヶ国、15万人以上が登録、利用をしている。
訪れる場所を検索すると、部屋を貸し出していいと思っている人達の部屋が現われる。Tinder形式のUIで、スワイプしながら自身が借りたい部屋を選んでいく。
Airbnbと同様に、部屋や物品の破損等への保険にも加入することができ、最大45万ユーロまでお金がおりる。
Airbnbの優位性はこれからも変わらない。しかし、お金よりも人と人の関係性がモノを言う時代へとゆっくりと移り変わっていくそのスピードで、Nightswappingのような交換プラットフォームも支持をされていくのだろう。そして、価値観のシフトとそれを後押しするようなIoTの普及の中で、2020年代に「交換」は、消費の一大潮流として認識されている可能性は高い。
Nightswapping : WEB / Facebook
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