ロボットアームへの期待は高まる。汎用性の高いコミュニケーションロボットよりも、ある特定の領域で仕事をしてくれるロボットアームを導入したい。今は、この角度からの普及に注目が集まる
「Cafe X」は、人間の行うようなことができるサービスロボットアームを開発している。その手始めは、コーヒーを提供するロボットカフェだ。
顧客はスマホでコーヒーを注文。何分後に取りに行くかも指定する。
注文を受けたロボットアームは、顧客の到着時刻直前にせっせとコーヒーをつくり出す。提供までにかかる時間は10秒ほどだ。
次のように、スマホに発行された数字を入れれば、美味しいコーヒーを受け取ることができる。
セルフで入れるコンビニコーヒーを購入するよりも、取引コストは小さくなる。レジに並ぶこともなければ、カップを取って、自分の購入したコーヒーサイズはどれだっけ?アイス?ホット?と迷うこともない。ただ、カップの上に取り付けるプラスチックのフタまでは現時点では取り付けてはくれないようだ。(確かに、フタを閉める作業は微妙な感覚を調整できる人間でも難しい時がある)
発売は2016年8月から。まだ価格は分からない。1つ言えることは、人件費との比較によって導入検討されることになるということ。人間がこれまで何の疑問も持たず行ってきた仕事を、ロボットがどんどん代替していく社会に突入している。
オンラインサロンでもっと深い情報と交流、コラボレーションを。
「Social Design Salon」