机の上をはやく工場にしたいと思う今日この頃(笑)
机の上に置くことができるミニ産業用ロボットアーム「uArm」がKickstarterで注目を集めています。
uArm: Put a Miniature Industrial Robot Arm on Your Desk
5,000ドルという小さな目標金額というのもありますが、既にその10倍以上の金額が集まっています。まだ38日あるのでどれくらいまで伸びるだろうか…。
このような産業用の大規模組み立てラインを…
こんな感じでミニサイズの組み立てラインに!(笑)侮るなかれ、これもアイデア次第ですよ。いずれデスクトップ組み立てラインの事例集なんかも出てきそう。
他に何をやらせるか?というところですが、音楽を奏でさせることができたり、
ペンを持たせて、文字を書かせることもできます。
ECショップで注文いただいた全ての方に手書きのレターを添えたい。でも、お客さんが多くなってしまって、完璧な手書きでは追いつかなくなっている…。でも、簡単に印刷したようなものは送りたくない…。そんな時、自分の真心のメッセージをロボットに書いてもらう!なんてどうでしょうか?(笑)
こちらも同じくArduinoで動くオープンソースハードウェアです。気になる価格ですが、185ドル(約1万9,000円)からキットを購入することができます。
実際動いている様子は、こちらの動画からご確認ください。
自宅の机の上が工場、職場になる
photo credit: Kevin_Morris via photopin cc
21世紀の”机”は、食事をし、コーヒーを飲み、本を読んで、パソコンで情報収集し、動画を見て笑うだけではありません。
机は工場になります。次世代の産業革命中心は、このデスクトップファブリケーションです。
産業革命以降、ものを作る場所はそれなりの規模の工場が必要でした。それが、まさかまさか私たちの「机の上」に変わっていきます。そこに置かれる機器は次のようなものです。
・デスクトップ3Dプリンタ
・ハンディータイプの3Dスキャナ
・卓上タイプの3Dスキャナ
・デスクトップCNCフライス盤
・デスクトップレーザーカッター
・フォーミングマシーン
そして、今回ご紹介したようなミニ組み立てラインさえも作ることができていくわけです。
新しい時代の働き方のイメージが、湧いてワクワクする方も多いのではないでしょうか。私たちは歴史上最もエキサイティングな時を生きています。