ロボットの脳はクラウド化していきます。
ロボットが情報を共有し、お互いの行動とその環境について学びあう巨大なネットワークを作るプロジェクト「RoboEarth」が進行中です。
Researchers demonstrate “Wikipedia of robots”
例えば、あるロボットが自分が行ったタスクをRoboEarthへとアップロードします。
結果、その行動が別のロボットに共有され、いちいちまた同じことを繰り返すことなく、その続きから別のロボットがタスクをこなしていくことができるようになります。
ロボットの知識と経験をアップロードした”ロボット版Wikipedia”という表現もされていますね。
今のロボット開発の問題の1つは、巨大なコストを投下して、たった1つの目的のために特別に作られていることが多いとのこと。しかし、ロボットの脳がクラウド上でうまく共有されていくことでそれが解決されていくとのことです。
ちなみにこのプロジェクトの最初の目的としては、家事や介護の手助けをする思いやりあるクラウドロボットの開発です。
Google Glassで脳の共有化時代へ
ついにGoogle Glassの度付きレンズ対応フレームが発表されました。いや〜メガネをしている私も近い将来、結局つけてしまうのでしょう…。
Google Glassでメモを見て買い物、料理をする時もGoogle Glassでレシピを見ながら料理、コーヒーを入れながら音楽を再生…。一般発売前ですが、もはやGoogle Glassなしでは生活できない、という人も出てきている状況。
・Google Glass無しでは生活できない ~ メモを見ながら買い物し読めない言葉はグラスで翻訳
Google Glass関連のスタートアップも続々登場中です。例えばこちらは、ジェスチャーでGoogle Glassを動かす「OnTheGo Platforms」 。
Introducing OnTheGo Platforms from OnTheGo Platforms on Vimeo.
そして、一番の注目は日本発のウェアラブルデバイス操作機器「Ring」!
「Ring」をはめた指を動かすことで、スマホやGoogle Glassなどを自在に操作できます。
Ring -Shorcut Everything- from Logbar on Vimeo.
Google Glassは、”人間の脳の共有”を実現します。社会はまた大きく変化していきます。
【参考】
・日本発の指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」がすごい!