ついに「UBR-1」の予約が開始されました。
手を使って的確にモノを動かしたり、周りにぶつからず効率的にモノを運ぶことができ、人間に近い労働をこなしてくれる次世代ロボットです。
予想販売価格35,000ドル(350万円)だったものが、実際の販売価格として50,000ドル(約500万円)となり、値段が若干は高くなってしまっているのは若干残念なところではありますが、それでもシチュエーションに合わせた実用性から考えると十分費用対効果はありそうです。
UBR-1は様々カスタマイズすることができ、拡張性があることも特徴です。プログラミングコード等をシェアし、利用者のためのコミュニティーも準備していく予定。産業ロボットのオープンプラットフォームを目指していく点も興味深いです。
そして、「UBR-1」は木箱で出荷されるとのこと。面白いな〜。
さて、こちらの動画で動きをご確認ください。
Introducing UBR-1 from Unbounded Robotics on Vimeo.
ソニーが家庭用ロボットの特許申請をしている件
ソニーが米国に家庭用ロボットらしきものの特許申請を出しています。
Robot device, method of controlling robot device, computer program, and program storage medium
手もシンプル、また車輪を使って安定的に動く仕組みです。
これまでソニーは二足歩行をするロボットであったり、高い技術を使ったモデルを発表し続けていますが、「利用価値」というところにおいて、革新を起こせていません。
そういう意味では、二足歩行などにこだわるのではなく、家庭において家事などをサポートしてくれる実用性に特化した本格的な製品を投入してきて欲しいところ。
家庭において洗濯機、掃除機、冷蔵庫の普及は70年代に普及率95%を超えて、ここ15年間家事の時間は横ばいというのが現状です。この辺りで是非ソニーにイノベーションを起こして欲しいところです。