インターネットでモノを購入をする際、それは自分たちの住む地域経済を無視することになる。
誰もがこれを分かってはいるものの、どのお店に何がどれくらいの価格で売っているかを瞬時に把握できるツールがなかったため、無視せざるおえなかったというのが現実でしょう。
インターネット社会において、町中を歩いて探しまわるというのは、日用品の一部や相当緊急性の高いものを買う時くらいではないでしょうか。
そこで提案されたオンラインショッピングモールが購入者の利便性と地域経済の活性化を目指す「Local Gear」。
地域のお店、ブランド、または業界団体などでページを持つことができます。ちなみにこちらはLocal Gear内あるパタゴニアのページ。
地域のお店とその在庫が連携されており、自分の好きなお店から製品を購入することが可能です。
モールの集客のパワーと地域経済の活性化を結びつけようという取り組み。現在、クラウドファンディングサイトindiegogoで資金調達も開始しています。
もし広がることがあれば、地域経済に大きなプラスの影響をもたらしそうです。
Local Gear – Stay Local from Elephant Quilt Productions on Vimeo.
最終系は、この先にあるのかも
PHOTO: supermarket cart from Shutterstock
誰もが無料でECサイトを作って、モノを販売できる時代。しかし、ぶち当たる壁は、いつでも集客の問題です。
ソーシャル・メディア経由等で販売することがメインの戦略だとする、すぐに売上げは伸び悩んでしまいます。
そこで、モールのパワーや地域経済という切り口を取り入れて販売することができれば、入り口が広がり、集客に大きくプラスをもたらすでしょう。
これまでオンラインモールでの販売というと、売上げはあがるけど、利益が出ないという問題があったり、地域経済というところにおいては、紙のタウンページや新聞広告などがメインツールでした。
それぞれの問題点を、購入者の利便性を落とさずに、融合型で本当に解決することができれば、大きな進歩です。今後の発展に期待大。