クラウドソーシングサイト大手Freelancer.comの今年の第1四半期のデータが興味深し。
3Dデータ作成関連の仕事が大幅に伸びています。
3Dレンダリングは、43.9%の伸びを記録し全体でNo.1の伸び率。また3Dアニメーションも35.7%増加、3Dモデリングも34.5%の増加と軒並み大幅増となっています。
日本はまだまだですが、海外のデジタルファブリケーション、3Dプリンタ関連マーケットは飛ぶ鳥を落とす勢いで急上昇しています。世界と日本の差が益々大きくなっていくな〜と…。
Amazonが3D造形マーケットに参入してくる日
なぜにこんなに差が生まれてきているのかというと、1つは3Dプリンタの素材の価格が高いから。特に産業用3Dプリンタの価格に関しては、もう話にならないくらい日本は高いです。
そこで私がにわかに期待しているのは、Amazonが3Dデータマーケットをリリースし、造形まで手がけてくれないか?ということ。
Amazonは3Dプリンタストアを素早く導入してきましたが、次は3Dデータマーケットでしょう。
つまりは、Shapewaysと同じようなモデルで独自の3Dデータのマーケットを投入してくれれば、かなり盛り上がるだろうと思っています。
もちろんその際は、日本のAmazonが3Dプリンタの造形も手がけていくことが前提となりますが、米国並の格安素材で3Dプリントしてくれるとすれば、日本も一気に変わるでしょう。
現時点でも、間違いなく準備は進められていると思うのですが、どのタイミングで投入してくるのか?それが問題です。
そうなると、日本のクラウドソーシングサイトにおける3Dレンダリングやモデリングの仕事はもっと増えていき、新しいものづくりの熱は格段に高まっていくことでしょう。