ついに来てしまいましたね、この時が。
米国3Dプリンタ造形会社大手Shapewaysが14金素材をリリースしました。
Welcome to the Golden Age of 3D Printing
5つの工程を経て、このように超滑らかに美しく仕上がります。
作成期間は9日間。現時点では、米国のみの出荷のようですが、2ヶ月の試用期間を経て、世界へと拡大していく模様。
メッキではないですからね、これ。世界にたった1つの金のジュエリーを、より簡単に作って贈ることが可能になっていきます。
1㎤あたり600ドル(約6万円)と、価格はもちろん高いですが、大切な記念日に贈るプレゼントとしては確実に広がっていきそうです。
ジュエリー業界、再編中
PHOTO: gemstone from Shutterstock
3Dプリンタ、デジタルファブリケーションの影響は、どこまでも広がっていきます。
そして”ジュエリーの本格的なパーソナライゼーション”が、業界を再編中です。ソフトウェアの進化も相まって「世界でたった1つのアクセサリー」は、もはやスタンダードになるのです。
男性陣は、プレゼントのセンスがより問われる時代となることを覚悟しておいてください(笑)
また、ジュエリーデザイナーは、自ら3Dデータを作成できることが当たり前となり、世界的にも業界の求人は、それができる方に焦点が当てられてきています。結果、3Dのデザインを教えるデザイナースクールも盛況。
宝石業界も、これまで以上に多様性に溢れたカラフルで美しい世界へと進化を遂げていきます。