フリーランスなどが、契約書をスマホで簡単に作ることができるアプリ「shake」
会計やら請求書やらを簡単に作って送れるサービスは登場してきていますが、”法的な拘束力を持つ契約書”というのは、日本ではまだないのではないでしょうか。
契約書が、長くて分かりにく理由は、可能性の低いことに対しても細かくカバーをしようとするから。もちろん、リスクを完全に回避するため専門家しか分からないような細かな事項を入れられれば、それはそれで理想です。しかし、それによって契約書を作り、送るコストは高いわけです。
shakeは、よりシンプルに法的な拘束力も持つ契約書をスマホで作って送信できます。
基本的な利用は無料で、今後はより細かなところにも対応できるオプションを、有料提供していくようです。
手続きという手続きはスマホで完結
PHOTO: smart phone from Shutterstock
B to Bで最初から大きな取引先と契約をして進めるようなプロジェクト、スタートアップは、最初から顧問弁護士などを入れる必要があるでしょう。
しかし、今は、とにかくスピーディーにリーンスタートアップで始めることが大切です。そして特に最初は、いつでもピボットしていける柔軟性も大切です。
よって、最初から細かな契約書を司法書士や弁護士に作ってもらうということは、これからは益々少なくなっていくのでしょう。特にフリーランスであれば、「shake」のようなもので十分かもしれません。
また、間違いなく今後、手続きと呼ばれるようなものは、ほとんどスマホでできてしまう世界へと突入します。
手続きのスマホ化、ウェアラブル化を押し進める動きに注目です。