いよいよカウントダウン。昨年、Kickstarterで34万ドル(約3,400万円)を超える資金を集めた360°カメラ「Bublcam」の発売が迫ってきています。
大きさは野球の硬式ボールよりもちょっとだけ大きいくらいで、球体に4つの魚眼レンズがついています。
例えば、カーイベントを全方位的に撮影。もちろん写真、動画、撮影はどちらでもOKです。
こちらは、屋外ライブですが、指をスワイプして動画を様々な視点から見ることができます。
また、ゴーカートにBublcamを設置し、乗車している映像を全方位的に撮影したり、
ドローンに取り付けて、その風景を360°撮影することだってできます。
Go Proの360°バージョンと言うと分かりやすいでしょうか。
遠くに離れた何かを全方位的に見ること、例えば、マンションの購入を検討する際に、部屋の中を歩いているように映像を見ることができる。またクルマの走りを、自分が乗っているかのような目線で見てみるなど、購買につなげる”何か”を生み出す動きが、今後様々生まれそうですね。
VRマーケティングの本格到来
第2世代のOculus Riftのの出荷が開始し、バーチャルリアリティ(VR)への関心が益々高まっているわけですが、Bublcamのようなカメラと組合わさることで、更なる可能性が見えてきます。
Bublcamで撮影した映像をOculus Riftに同期させて見ることができれば、どうか?
結果、PRやマーケティングを兼ねて、自分たちで撮影した360°の映像をOculus Rift用として配信していくようなことも、行われていきそうです。
Oculus Riftの利用領域は、ゲームなどから始まっているわけですが、この方向性を見つめていくと、ビジネス系の用途も無限に見えてきます。
ちなみに、上の映像は自社プロジェクトを、言語やナレーションに頼らずにOculus Riftを使って、体感してもらおうとする取り組みです。今後、「Oculus Riftマーケティング」という言葉が生まれてきそうな予感すらあります。