地域のことはよく知らない。都市部における地域情報というのは、私自身、フリーペーパーや区議報、またマンションの掲示板に貼り付けてある情報くらいしか知らない。
ましてや、デザインやアートというレイヤーであれば尚更だ。 「Stied」は、デザインやアートの分野で地域の素晴らしい作品を見つけることができるアプリ。
国立新美術館で行われるような展示会には、たくさんの人が集まるが、地域にある良質なデザインに出会うチャンスがもっと身近にあってもいいのではないかと思う。
デザイナーやアーティストなどが、建物やインテリア、ファッションやイラストなど、その地域でイケている作品を登録していき、利用者は、簡単にそれらを見つけることもできる。地域デザインのクラウドソーシングアプリとも言えそうだ。
誰もが、気軽にデザインの目を養うことができ、結果、デザインを通じた地域活性化にもつながる。更に、これがきっかけとなりデザイナーやアーティスト同士の出会いによるコラボレーションだって生まれる可能性がある。
デザインがものを言う時代、これまでにはない新たな地域の観光スポットが様々登場してくるかもしれない。