夜のいびきに苦しんだ経験のある人は、誰もがあるはず。当の本人も周りに迷惑をかけることは当然望んではいない。日本では、約2,000万人がいびきをかくと言われており、その約1割が無呼吸症候群だという。
無呼吸症候群の場合は、ただ鼻に差し込むだけのCPAP「Airing」が画期的であり、クラウドファンディングindiegogoで1億3,000万円を超える資金を集めた。
無呼吸症候群まではいかないいびきの問題は、やはりその「音」の問題が大きい。それを解決するのが今回ご紹介する「SILENT PARTNER」だ。蝶の羽のようなデバイスを、鼻にかけるだけでいい。
省電力でコンパクトなデバイス。鼻に置かれている方も、不快感は小さい。
仕組みは、いびきとは逆の音波を当てることで、音をキャンセルしていくというもの。
鼻から約20センチほど離れれば、いびきの音は小さくなる。
「静けさ」は、文明深化の度合いを示す。それを押し進めるプロダクトには注目をしていきたい。
※新刊「ビジネスモデル2025」が、発売1ヶ月半で5刷に突入!
【参考】
・【BBM】『ビジネスモデル2025』長沼博之・著 vol.4122
・Newsweek日本版「コストゼロ&シェアの時代のマネタイズ戦略」
・「ビジネスモデル2025」で紹介した”価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について
・新たな経済パラダイムとビジネスモデルが出現する。新著「ビジネスモデル2025