VR(バーチャルリアリティ)はどのように普及していくのか。重要なカテゴリーの1つがスポーツ観戦だろう。
「LiveLike」は、あたかもスタジアムで友人とスポーツ観戦しているような興奮を味わうことができるでVRサービスだ。
アプリをダウンロードし、自身のアバターを選択。一緒に観戦したい友人をFacebook経由で招待する。特徴は、友人と同じVR空間を共有できる点にある。
また、LiveLikeのシステムは、スタジアム側の導入の負担が少ない。たくさんのカメラや高価な設備を必要とせず、ワイドカメラ一台を競技場に向けて撮影すれば、高画質なVR映像を配信できるという仕組みである。
今、日本においてスポーツ参加マーケット、観戦マーケットは縮小傾向だ。しかし、参加や観戦の方法は多様化している。
例えば若い世代は、それぞれ自宅でスポーツを見ながら、Skypeでつながり興奮を遠隔共有するということも普通になっている。VRという新たな方法が登場することによって、それが進化していくのだろう。その臨場感や体感の精度によっては、幅広い年代層がそれを受け入れ、新たな遠隔視聴共有スタイルが定着するかもしれない。
もちろん、これはスポーツだけにとどまることはない。アーティストのコンサートを遠隔で友人と共にVR参加するというスタイルは、VRヘッドセットの普及とともに時間の問題で広がっていく。いずれにせよ、情報密度の高い世界では、”場”と”人間”のコミュニケーションスタイルも変化する。
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「Social Design Salon」
【参考】
・限界コストゼロ時代のクラウド事業開発の実践。サロンを実験&事業開発エンジンにしていきます!
・東京リアルサロンを開催しました。Social Design Salonメンバーの特徴について