ネガティブな言葉をポジティブな表現に言い換える「ネガポ辞典」(無料)というアプリを発見!早速、iPhoneにダウンロード。
こんなふうに出てきます。
面白い!ホントその通りですね!
うん、そうだな〜!
「人の欠点が気になったら、自分の器が小さいと思うべきです。他人の短所が見えなくなったら相当の人物、長所ばかりが見えてきたら大人物です。」 石井 久氏(立花証券取締役相談役)を思い出します…。
ネガポ辞典は、札幌市の大学生が作ったもの。きっかけは、ある時母親にトロいと責められ、その後友人からマイペースでいい!と褒められたこと。つまり「短所と長所は表裏一体!」ということに気付いたそうです。
1050円で書籍も販売されているんですね。初版1万部がほぼ在庫切れ。増刷予定のようです。
人は、コンプレックスや短所に目が行きがちです。しかし、それはいわゆる特徴であり、向かう方向、時と場所さえ間違えなければ、大きな長所となる。改めて考えさせられ、元気になるアプリです。
目に見えないもをを見つめる力
photo credit: Aristocrats-hat via photopin cc
成熟した人間とは、目に見えないものに目を向け、そのメッセージを感じることのできる人。
成熟した経済社会とは、目に見えない価値を認知し、評価できる社会。
成熟した文化社会とは、目に見えにくい幸せ、豊かさを大切にできる社会。
今、私たちは「貨幣」などの単一尺度では計りにくいもの、目に見えにくいものをどのように認知し、評価するか?という課題にぶつかっています。
その時代背景の中で「ネガポ辞典」のようなものが現れ、人気になる。一側面から見ると、現代社会における単一評価主義、減点主義へのアンチテーゼのようにも見えますね。
ここ数十年、私たちが忘れかけていたものを今再び評価する流れが大きくなってきています。それは、数値化しにくいもの、単一尺度で計りにくいもの、目に見えにくいものへの再評価です。
世の中は悪くなっていっているように見えるところがありますが、螺旋を描きながら確実に幸せの方向へと進んでいる。そう感じる日々です。
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