こちらのサイトinventablesは、メイカー、アーティスト、クリエイターのために材料を少量で販売してくれる通販サイトです。
ミッションがしびれます。「Our Mission: An R&D lab on every desktop(全てのデスクで研究開発を)」
確かにメイカーが、商品のプロトタイプを作るにしても少量で材料を調達できなければ、資金的にも場所的にも大変です。今後、製品開発を進める際には必須のサービスですね。
このような3Dプリンターの材料も。
電気の接続関係、ライト関係も充実。
あ!デスクトップレイザーカッターが!!!ほ、欲しい…。
確認してみると、3万点を超える材料が販売されています。ただ問題は日本に送ってもらう場合、送料が高いです。よって、日本でもこのようなメイカー向けのトータル材料ショップが早期に出てきてくれることを願います。
コンパクトデジカメは、3Dスキャナーとしても使えるようになると良い
あるカメラメーカーの方から問い合わせがあり、話をしました。カメラは、今や日本が誇る数少ない電化製品の1つ。頑張って欲しいな〜と思っています。
私が最近少し注目していたのは、キヤノンが先日投入したPowerShot S110。こちら高級コンデジ(コンパクトデジカメ)なのですがwifi接続でき、スマホを通して簡単にFacebookやTwitterに写真投稿できます。
ちなみにこちらのCanon CameraWindowのアプリをスマホにダウンロードすると、PowerShot S110で撮った写真が同期され、簡単にスマホからソーシャル・メディアに投稿できるというイメージです。
PowerShot S110は、何か特別なイベントがある時に「スマホカメラを使わず、より良い写真が撮りたい」と思うニーズにマッチするでしょう。
先日Social Design Newsでもご紹介させていただいた123D Catch!、またOMOTE 3D SHASHIN KANの流れを見ていても、これからのカメラに導入されていくと良い機能は3Dスキャナー機能です。
高級コンデジで、細やかな写真を撮りそれをカメラ内で精巧な3Dデータにする。それを近くの写真館に持って行くと3Dプリンターで印刷してくれる、といったことができるようになるとかなり面白いと思っています。
デジタルファブリケーションが進む方向を考えるていくと、様々な業界にチャンスが立ち現れてきます。
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