オートデスクでリリースしている無料の3Dモデリングアプリ「123D Catch」がすごい!こちらは、PC、iPad、iPhone版があります。
こんな風にいろんな角度から、モデリングしたいものの写真を撮ります。
背景がぐちゃぐちゃなところでの撮影にはご注意を。背景色は、モデリングしたいものと、できる限りはっきり区別すると良いです。
1つのモデリングを、最大40枚の写真から作りあげます。より多くの角度で撮っておくと、モデリングの精度もあがります。
このようにたくさん撮れました。
すると…ジャーン!!!
色合い、形ともに、かなり精巧に出来上がるようです。
3Dスキャナーというと、高額なイメージがありますが、こちらは無料…。
もちろん機能、性能の問題はあると思いますが、一度こちらを試してみて、それでも足りなければ、用途に応じた3Dスキャナーを買えばよいでしょうね。
簡単にモデリングした3Dデータを参考にして、オンリーワンのオリジナル商品を作るがことができる時代です。
消費することで幸せになれるって教えてこられたけど…
photo credit: Fil.ippo (busy) via photopin cc
経済社会において「消費」は、最も重要な要素です。そして、経済人としての個人は「消費をすることが、豊かさであり、幸せになるコツだ!」と教えられてきました。
「消費は素晴らしいですよ」「消費は豊かさのシンボルですよ」「消費をすると幸せになりますよ」と、耳元で囁かれ続けてきたのです。
しかし、人類史上最大の消費社会を通過した私たちは、今思っています。「うん…???消費することって、本当に幸せにつながることなのか…???」
もちろん、人間が生きるためには、物を食べなければなりませんし、服を着なければいけません。多くの人は携帯電話を持たないと不便でしょう。また、自分の趣味の分野で、どうしても欲しい!と思うものを購入する喜びはあります。
しかし、そういったものでなくても、ただやみくもに消費させようとする社会が、ここ数十年でした。つまり、消費そのものが善であり、豊かさと幸せの象徴だったのです。しかし、今、私たちは「それって、ちょっと違うよな…」と感じてきています。
では、豊かさって?幸せってなんだろう?というと、これからは消費ではなく、むしろ生産なのでしょう。
自分が好きな音楽を作り、Youtubeにアップして再生回数が増えていくことを楽しむこと。綺麗な写真を撮り、Facebookにアップして「いいね!」を押してもらうこと。チームを作って、3Dプリンターで「自分たちが欲しいアクセサリー」をデザインし、実際に作ってみること。いいものができたら実際に売ってみること。
こんな風に、これから各個人が持っている「時間」は消費から生産へと向けられていきます。しかもそれは、多くの人と関わり合いながら、コラボしながら「生産」を楽しむ時代です。123D Catchなどはそれをサポートするサービスですね。こういった流れの中で、多くの事業、文化が花開いていくことでしょう。
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