人間は、多くの縁に驚くほどあっけなく翻弄されていく。「分かっているけど止められない」そんなことも少なくない。
「〇〇は身体に悪いことは分かっている」でも止められない。「朝早く起きた方がいい」でも起きれない。
そんなこと一つとっても己との真剣勝負である。
「心を練る」とは、解しがたい人間の弱き本能的な世界との格闘だ。例えば、弱きものを脅して強きものを恐れる。この本能的な暗い衝動を制し昇華できるかの挑戦なのだ。
この無意識的な衝動をどれだけ乗り越えていけるかが心を練り上げていくということである。
カタツムリのスピードでしか進まない、この修練を続けていく中に、最後の人間の勝利がある。人類の最後の勝利もある。
ロボットと永遠に支え合って生存できるかどうかは、人間が本能的な衝動を、凛として力強く乗り越えた先にしかない。
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