未来の服屋はこうなっているのかもしれません。
ジーンズショップHointerが、スマホとうまく連動させた興味深い試みを行っています。
全体の流れをご紹介。
まず、スマホにHointerのアプリを入れてお店に行きます。店内には、このようにジーンズが全て見やすく吊り下がっています。
そして、各ジーンズごとにQRコードが付けられています
気に入ったジーンズのQRコードをアプリでスキャン。
サイズを選ぶと、試着室の番号が表示されます。
試着室に行くと指定したジーンズが置いてある、という流れです。
また、試着をしたジーンズが気に入れば、その場でスマホにて決済し、購入できるのです。
情報システムとの連携が進む未来の小売業
photo credit: .::Prad Patel::. via photopin cc
これは近未来的。この一連のシステムの顧客側のメリットは、次の点。
・店で服を見る時に、いちいち広げたりたたんだりする必要はない
・全てのジーンズが一目瞭然分かる一覧性
・試着したものを、展示されているところに戻しにいく必要はない
・レジに並ぶ必要がない
一方、店側からしてみると、店舗への導入を考えた場合「導入コストが高いでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、考えてみてください。この仕組みは、人件費を大幅に下げます。棚をチェックして、ぐちゃぐちゃになった服をキレイに折り畳みなおす仕事はありません。そもそも膨大な棚へ陳列すら必要ないのです。これは相当大きな人件費が削減されることが予想されます。
今後Google Glassを使う人が増えてくると、この流れは一層スムーズになっていくしょう。これはジーンズショップの事例ですが、今後あらゆる小売店が、情報システムと密接に連携されていくことでしょう。
Hointerの詳細は、こちらの動画からどうぞ。