課題であるハイエンド3Dプリンタの素材の価格に関して朗報です。
Shapewaysのセラミック素材が安くなりました。
Shop Ceramics at New Lower Prices!
上の写真のエスプレッソカップは、元々77.58ドルだったのが44.99ドルに。
下の写真の小さな花瓶は、20.08ドルだったものが、約50%オフの10.91ドルに。
これは面白い商品。お寿司を食べる醤油皿に、ワサビを置くところや箸を置くところがついています。こちらが29.58ドルから18.98ドルへ値下げ。
この調子でハイエンド3Dプリンタの素材価格がどんどん安くなっていって欲しいところです。
安くなるメイカーズツール。2014年は普及の年。
3D Systems社が399ドルのハンディータイプの高性能スキャナーを発表!安い!
3D Systems Delivers Sense Consumer 3D Scanner
今年は、メイカーズ時代の工具が本当に安くなりました。
最近では、マイクロファクトリーが組み立てキット4万9800円、完成品は5万9800円の国産3Dプリンター「PRN3D」を発売しましたし、デスクトップ型CNCフライス盤「Shapeoko2」は、約6万5,000円です。
【参考】
・本格化するパーソナルファブリケーション。デスクトップ型CNCフライス盤「Shapeoko2」が事前予約開始
日本でも、個人で購入する人が増えることはもちろん、仲間で買って試す人達も増えていくことでしょう。メイカーズが集まる地域のコワーキングスペースもいよいよ立ち上げやすくなりそうです。
2014年はいよいよメイカーズ革命の波が、大きく隅々まで広がる年となります。
【Social Design Newsから本が出ました】
ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」