真冬の1月。「史上最も温かい靴」と題してKickstarterに投稿されている100%ウール生地の靴「Baabuk」が人気。
−40℃の極寒の中でも温かさを保つためのロシアの伝統的な技術を使いながらも、モダンなデザインであるところが特徴。
こんな感じのスリッパであったり、
このような外履きブーツ、
女性用の足首まですっぽりと覆うブーツもあります。
靴下を2枚履いたり様々な工夫をしても、真冬はどうしても足もとが冷える…しもやけになる…と悩んでいる人は多いですからね。
作りもバラバラな素材を組み合わせてるのではなく、つながった1枚のウールで作るという興味深いもの。詳細動画はこちらです。
デザインが最重要課題となる時代
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これからは「史上最も○○」という機能性だけでは、注目は集まりません。デザイン性が伴ってこそ広がります。
昨年末にセブンイレブンが、雑貨店「フランフラン」を運営するバルスと資本・業務提携をしました。
そこで、セブンイレブンの村田社長が次のようなことを言っているのが印象的でした。
「ファッション性は我々の弱いところかもしれない。デザインがバリューになる時代」
バルスのデザイン力をセブンイレブンに導入すると考えているとのこと。
デザインはこれから2020年代まで、事業において最も重要になるポイントです。
私自身、クライアントに対して今年はデザインに積極投資することを勧めています。今年は多種多様な製品が、洗練されたデザインで登場してくる面白い年。楽しみですね。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」