アイデアですね、アイデア。
こちら数字の部分を自由自在に移動させることができる壁時計「Big Time clock」。
4,000ドルと目標金額は小額ですが、なんとも目につく製品。
リビングにて、こんな感じでスタイリッシュにデザインしてみたり、
ベッドルームにハートマークなんてことも。
数字部分を家族の写真にしてみたり、家の中でもいろいろと楽しめます。
また、飲食店などお店で使っても目立つでしょうし、
大きな建物の中では、巨大時計として分かりやすく表示できます。
製品価格は49ドル(約5,000円)から。ありがちな壁かけ時計ではなく、ちょっと変わったギフトとしてプレゼントしてみたいと思う人も多そうです。
ものづくりまでやっちゃおう
ここ数年、朝会やワークショップ、ワールドカフェなどの機会が増えていますよね。
そこでの目的の多くは出会いと気付き、新しい情報の取得や自身の思考領域を深めたり広げるために行われることが多いわけです。
しかし、今後はもう一歩進んで実践的な「プロトタイプ製作」までも行うような機会が増えていくといいと思っています。
「今日はこの問題、このテーマで話しましょう」とした場合、その話の延長の中で「こんな製品があれば解決するのでは?」とそのプロダクトについての話し合いまで進めてしまうのです。
今は、3Dプリンタを体験するような「モノづくり系ワークショップ」などとして1つの独立したカテゴリーとして存在していますが、これからは独立させる必要もありません。
問題解決型のワークショップであっても、新しく視野を広げるための勉強会であっても、あらゆるところに「プロダクト開発の種」を潜ませていくと面白いと思っています。
もし、その話し合いの中で素晴らしい製品アイデアが生まれ、本気になるチームが生まれたとしても、ソーシャルメディアによって継続的なコミュニケーションコストは押さえられますし、デジタルファブリケーションやクラウドファンディングによって、金銭的リスクも抑えることができます。
消費社会から生産社会へ。
生産社会を押し進める朝会やワークショップ、ワールドカフェが日本中に多数うまれてくることを願うばかりです。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」