以前、シンプルで薄く、iPhoneと一体化させて持ち歩ける財布「シンプルウォレット2.0」をご紹介しました。
Kickstarterで大人気で、私も購入したわけですが、この財布が出た後「薄い財布ブーム」が世界中で起きました。
【参考】
・買って良かった!Kickstarterで購入したシンプルウォレット2.0が到着
そして、こちらの「財布に入る充電器」もブームになっていく予感がしています。
Kickstarterにて、人気を集める財布に入る充電器「TravelCard」。10,500ドル(約105万円)目標ですが現時点で4倍以上の48,500ドル(約485万円)ほどの資金が集まっています。
このように薄いバッテリーで、側面からケーブルが出てきてスマホを充電できるという仕組み。 シンプルですが、財布に収まるというコンセプトがやはりいい…。
ウェアラブルデバイスも普及するので、このコンセプトは広がりそうですよ。チャレンジしたい会社、チーム、個人の方は是非。
オープンプラットフォームとしての財布
こちらは、indiegogoにて人気を集める「Quickey」。便箋を空けたり、ドライバーになったり、栓抜きになったりと、カギをかけること意外は何でもできる(笑)マルチツールです。
4000ドル(約40万円)目標でしたが、65,000ドル(650万円)を超える金額を集めることができています。これもまさに財布と一緒に携帯できるツールですね。
これらを見ていて感じることは、モバイル時代、財布というのは1つのオープンプラットフォームとなるということです。
薄い財布が、スマホや持ち運びできるバッテリー、そしてQuickeyのようなマルチツールとうまく連携していく。かつ使いやすい財布に自分なりにアレンジしていくことができるという、より広いオープン性を持たせることができれば面白いはず。
アプリのオープンプラットフォームであるスマホ、そして日頃持ち歩く物理的なもののオープンプラットフォームとしての財布。
このように”オープンプラットフォームとしての財布”という位置づけをして、”皆が参加できる財布”を広げることができれば”財布メーカー”として大きな影響力を持つことができそうですよ。ピンとくる方は、是非参考にしてみてください。