こういったプラットフォームはどんどん登場して欲しいですね。
地域の観光体験をパッケージ化して販売するサイト「TRIP」がリリースされました。
何も考えたくないストレスのたまった時は、伊豆の古道をマウンテンバイクで駆け下りましょう!
・西伊豆の古道を走り、海まで駆け下りるマウンテンバイクツアー(11,340円)
野生のイルカウォッチング。海の壮大さとイルカのかわいさに癒されそう。遭遇率98%ってすごいな…。
・遭遇率98%! 熊本県の天草で体験・野生イルカウォッチング(2,100円)
山菜採り体験。有名な観光スポットをまわるのもいいけど、家族で山菜採りを体験したい!なんてニーズは多いでしょうね。子供がいたらなおさらです。
・山の恵をいただこう!山菜採り体験が熱い!!(6,825円)
移住者募集や観光地の宣伝の他に、”地域でできる体験をパッケージ化”することは、PRの1つのトレンドとなりそうです。IターンやUターン希望者へのフロントエンド商品ともなりますしね。ありそうでなかったプラットフォーム。今後の広がりに期待です。
益々”体験が価値”と認識される3つの理由
「リアルな体験」は再び高い価値を有していきます。その3つの理由について。
1、情報過多から身体感覚を取り戻したいという欲求
→情報密度の高い社会になればなるほどPCの前に座る時間、またスマホを触る時間は増えていきます。結果、意識せずとも情報が入り続ける環境が整ってしまいます。脳ばっかり動いていて、カラダが動いていない、そんな日常を送りがちな私たち。そうなった時、私たちは無意識的にもスポーツなどを通して身体感覚を取り戻そうとします。人間は頭、心、体のバランスが大切です。
2、体験を価値にする”パッケージ化”というトレンド
→体験をパッケージにして販売するという流れはこれからも増えます。これは不思議なものなのですが、パッケージ化することによって、価値は一気に高まります。例えば、「うちの海、イルカが見れるんだよね!」という事実を「遭遇率98%! 野生イルカウォッチング」とパッケージ化した瞬間に価値が生まれてくる。NPO、また地域にはパッケージ化できる様々な体験があるはずです。それをどんどんパッケージ化していって欲しいな、と思います。
3、成熟が求められていく時代
→測定可能な職業的スキルは当然大切。そしてもう1つ大切なことは、人間的成熟です。これは職場においても、プライベートにおけるコミュニティー内においても益々深いところで求められるようになっていきます。しかし、心理学の本を20冊読んだところで、人の複雑な気持ちを深く察することはできない。やはり自分自身が体験、経験を積んでいかなければ、人の本当の心は分からないものです。体験から学ぶことの重要性は何ものにも代え難く、人間的成熟というのは、やはり体験・経験に深く結びついています。