21世紀型保険モデルを目指して。英国発の保険のスタートアップ「jFloat」

[2014/5/10]
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う〜ん、これは熱い。21世紀型の保険モデルでしょう。

こちらは、保険の再発明を志すスタートアップ「jFloat

共済と保険の長所を良いとこ取りをしているようなサービスで、一言で言えば、オンライン上での個人同士のつながりとアルゴリズムで保険サービスを実現しようとする会社です。

共済と言えば、都民共済、県民共済などで聞くと思いますが、相互扶助の哲学から生まれた掛け金も安い保険の仕組み。欠点があるとすると、皆で集めたお金がなくなってしまったら、そこから保険料の支払いは行われなくなります。

一方、通常の民間の保険というのは、個人と保険会社が直接つながります。そして掛け金も高いのですが、その分支払われる保険金も高く、保険会社が、支払い保険料を担保するために再保険に加入するため、支払いが滞ってしまうことがありません。

この「jFloat」の保険モデルは、基本ライフスタイルの近い人や気の合う人達がそれぞれ100人ほどのグループに分けられて、共済のような仕組みでお金を集めます。更に、80%はグループのプール資金として積み上げられていき、残りの20%は保険会社と同じように再保険という形で保険をかけるのです。

つまり、共済のデメリットであったプール資金のショートによる保険金の不払いもなく、営業コストや管理コストも極限的に安いためそのコストがこちらに降り掛かってくることもない。なんとも素晴らしいですね。

隣人概念の進化

shutterstock_142624336PHOTO: wooden fence from Shutterstock

これから起こること、それは「隣人」という概念が進化することです。

これまで「隣人」と言えば、自分が住んでいる地域のご近所さんのことだけを言いました。

しかし、これからは明確に変わります。つまり、ソーシャルメディアなどでつながっている気の知れた友人知人も隣人として評価されていくのです。

都市部は特にそうですが、隣近所の人とコミュニケーションをとる機会がほとんどない、という人も多いです。隣に住む人よりも、遠くに住んで一度しか会ったことはないけど、Facebookのコメントやメッセージでよくやり取りをしている人っていますよね。

こういった方々の方が、自分のことを気にかけていてくれたりするわけです。この人達は、21世紀の隣人です。ご紹介した「jFloat」もそうなるでしょうが、今後、この新たな隣人同士がつながる中、興味深いサービスが次々登場してくるはずです。

 

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