バス2.0の登場で、再び多くの人の選択肢の中に「バス移動」が滑り込んでくるかもしれません。
シャトルバス「Bridj」は、ビッグデータ分析に基づいて、その時間帯においてベストなバスルートをを選択し運行します。
バスは、アプリによって席の予約や支払いが可能。乗車の際にはスマホをかざします。
また、車内はWifi完備で、座って仕事をすることもできます。
現在、米国ボストンにて無料でテスト運用中。電車よりも便利で快適を売りにしながら、地下鉄よりもちょっとだけ高く、タクシーよりも安い価格で運行されていく模様。
新たな交通手段として、バスの逆襲が始まるか、注目です。
BETTER TRANSIT. FOR EVERYONE. from Bridj on Vimeo.
ソーシャルビジネス2.0の時代へ
PHOTO: seedling growing in sunlight from Shutterstock
社会は、新しい時代のための公益性を求めている。
下水道によって公共衛生が進化し、市民の生活がより清潔になったように、今、次の時代のための公益性を追求するサービスが登場し、私たちの生活の質を高めようとしてます。
ここ数十年、テクノロジーの進化は、公益性というよりも、機能性の向上や好き嫌いに基づく価値に紐づいてきました。それを私たちも望んでいたからです。
しかし、これからのテクノロジーは、新たな時代の公益性を満たすためのフェーズへと向かっていく。
今回ご紹介したBridjも、まさに新たな時代の公益性追求事業と言えるのではないでしょうか。ソーシャルビジネスという言葉が今、本当の意味であらゆる領域に浸透していく。
ソーシャルビジネス2.0の時代は、テクノロジーが公益性を追求していく社会です。