昨日、無料通話/メール交換サービス「LINE(ライン)」が、SNSの
本格展開をしていくこと、そして、世界展開も始めることを発表しました。
LINEの国内ユーザー数が2,000万人、世界で4,500万人に達したそうです。
スマホユーザーの44%がLINEを使い、日本人の約6.5人に1人が LINE を
利用していることになりますが、まだ2年経っていないサービスです。
なんというスピード感。驚きです。
「いいものを作れば、自然とスピーディーに広がる」、ソーシャル・メディア
時代の典型ですね。それにしても過去最速クラスなのだと思いますが。
ちなみに、アクティブユーザーは、日本では既にFacebookを超えている
模様です。 私自身、既に友人・知人、一部の仕事の関係者との通話や
メール交換はLineで行っています。
SNS化というのは、スマフォに電話番号やメールアドレスを登録している
友人・知り合い・仕事の関係者の行動・発言が、Lineのタイムライン上で
自然と分かり、こちらの行動もどんどんシェアしていくという感じですね。
業界地図が一気に塗り変わるか?
こちらのLine、先日はKDDIとの業務提携も発表しました。
インターネットの業界地図もLineの本格普及で大きく塗り変わる予感があります。
LineはFacebookやTwitterだけでなく、mixiやYahooにも大きな影響を与える
でしょうね。
では、小さな企業、NPO、個人にとって、どのようなマーケティング
における大きなメリットがあるか?これはまだまだ見えません。Lineは
まだまだ大企業向けのサービスしか展開していません。
しかし、1つ言えること。それは、日本にソーシャル・メディアのインフラ
が遂に整うということです。TVのように、携帯電話のように、ほとんどの人
がソーシャル・メディアを使っている、という世の中が遂に実現される
ということです。
これは、すごいインパクトのあることだと思います。Facebookにせよ、
Twitterにしても、mixiにしても、おじいちゃんおばあちゃんが使っている
ということは少なかったわけです。しかし、Lineによって、国民総SNS登録
時代に突入するわけです。
さあ、これからどうなるか。益々注目です。