一般家庭もオフィスも、とにかく包装関連のゴミは多い。そのかさが増える年末年始のゴミの量は相当なものだ。
ダンボールやペットボトルなどは、資源ゴミとされるが、包装に関するところにまで手はまわっていない。
フィンランドのスタートアップ「RePack」はそんな問題を解決するために立ち上がった。フィンランドでは、1人年間約80kgもの包装資材を捨てるとのこと。対策として、こちらの会社は、主にオンラインショッピング用に使われる耐久性のある包装材を提供する。大きさは大中小の3種類。本や服、や食品などをパッケージできる。
届いた包装は捨てずに、下の画像にあるように簡単に薄くリパッケージングすることが可能。
近くのポストに入れれば、お店に再び返されて、再利用されていくという仕組みだ。
ちゃんと包装を返送した人には報酬・ポイントも付く仕組み。スマホ時代、再利用のための行動が、何らかの特典をもたらす例は今後も増えそうだ。
企業が、導入するメリットとしては次のようなもが示されている。
・売上のアップ
・顧客ロイヤリティーのアップ
・顧客満足度のアップ
・ゴミが少なくなる
環境問題待った無しのこういった時代だからこそ、日本においても可能性がある事業である。