ローカルスポンサーを獲得し、UberやLyftなどのプラットフォームを利用して働くドライバーに、広告をマッチングさせるGas4Adsを以前ご紹介した。
【参考】
・ガソリン代を浮かせよう!個人ドライバーのための広告スポンサープログラム「Gas4Ads」
今回ご紹介するオランダのスタートアップ「AddMyWindow」は、自宅の窓を広告場所として提供できるプラットフォームだ。窓を提供するオーナーは、広告主から月額最大150ユーロを受け取ることができる。
窓に広告を掲載すると言っても、家の中に入る日の光りが、全て遮られるわけではない。企業から送られてくる広告は、このように内側に光りの入るステッカーだ。
ちなみに、広告スペースを提示する側が、送られてきた広告を拒否することもできる。しかし、その際には、広告変更のための費用を支払わなければならない。現時点で、200を越える窓が、広告場所となっているようだ。
しかし、このモデルが本当の力を発揮するのは、電子ペーパー時代なのだろう。やはりこういったアナログ広告は、今の時代、広告主の登録数が少なくなりがち。
Apple Watchが有機ELをディスプレイを採用したが、大量の薄い電子ペーパーが安く世に出回るようになり、ステッカーが電子ペーパーとなって広告表示に柔軟性が生まれてくると、企業側もよりこういった広告方法に目を向けるようになるに違いない。
先日は、有機ELデスクトップライトの記事も上げたが、このトレンドから派生する新たなビジネスモデルにも要注目だ。
【参考】
・穏やかな光をデスクライトに。有機ELライトという選択肢
【クエスチョン】
・有機ELディスプレイを利用したこれまでにない事業アイデアの種を今から模索していこう!