社会貢献活動の多様性は、世界を豊かにする。
「Gramming for Good」は、カメラマンとNPOをマッチングさせるサービス。Instagramを利用している、社会貢献的意識の高いフォトグラファーと、その問題について社会に広く喧伝するために写真が必要なNPOをマッチングさせていく。
カメラマンは、動物、災害支援、教育、環境、健康などの問題から、自身がコミットしたい問題を3つを選ぶ。すると、それにあった非営利団体を紹介してもらえるわけだ。
写真は力のあるコンテンツだ。動画時代になっても、VR時代になっても、写真の持つ普遍は、力を持ち続けるに違いない。
しかも、その手軽さはピカイチだ。スマホさえ持っていれば、それなりに見れる写真は撮影できる。Instagramを利用している人の多くは、スマホで写真を撮影している。
一方で、身体性に縛られた人間は、その場に居合わせなければ撮影できないという限界を突きつけられる。しかし、同じ問題意識を持った人、組織がつながり、その身体性を拡張していけば、その問題を喧伝するにあたっての重要な瞬間を撮影できるチャンスは増えていく。
非営利型の写真のクラウドソーシングと言ってもいいだろうが、こういった取り組みが広がることに期待したい。
【クエスチョン】
・自分はどんな社会問題に意識が向かいやすい?その理由は何?パラレルキャリアで、NPO活動に参加する可能性を模索してみよう!