昨日、とある大手電機量販店で、iPhone6のケースを買った。
そこには、何百のスマホケースが並び、もはや何が何だか分からない状況だった。自分が購入したいケースのイメージでは、シリコン製で透明に近く、できる限り薄く軽いものであること。
あまりのたくさんありすぎたため、それにたどり着くことができず…店員を見つけその在処を聞いてみた。しかし、その店員も同じく大量にあるスマホケースからそれを見つけるまで、相当手間取っていた。それはそうだろうな…とそのスタッフの後ろを歩きながら思ったのだった。
結局、いくつか良さそうなものは見つけたのだが、またそこからが大変。箱をあけて確認することができないこと、またどれが薄いのかという情報も箱書きに書いていなかったため、店員も3、4個に絞るのがやっとだったのだ。
正直私は、心の中でPepperくんがいてくれた方がより速く、スムーズに、自分が探しているiPhoneケースを見つけられるのではないか…と思ったのだった。Pepperくんとは、ソフトバンクの人形ロボット。
この夏にも、発売が予定されているわけだが、このPepperくんが、私の買いたいスマホケースをすぐに見つけ、比較までしながら提案してくれる日は近いのだろうと思ったのだった。
先日、ソフトバンクはヤマダ電機と資本・業務提携を結んだ。
具体的な事業提携として、ソフトバンクは(1)ヤマダ電機の全国店舗網を活用して、携帯電話や通信回線販売を強化(2)自然エネルギー事業、ロボット事業とヤマダ電機のスマートハウス事業の組み合わせによる情報通信事業の拡大--などを進める。
やることは、いろいろとあるのだろうが、この接客というところにPepperくんが深く入り込んでくる可能性は十分にあるのだろうと思う。Pepper君はプラットフォームであり、ロボアプリ開発は、これから益々盛んになる。
そうなると電気量販店向けペッパーアプリは、早々に登場してくるのではないのか、とさえ思った。
人間の接客は必要なのか?ロボットにはできないが、人間ができる接客とは?そんな大問題がもう目の前に浮上してきている。
【クエスチョン】
・接客におけるロボットと人間の境界線は?周りと話し合ってみよう!