【コラム】一人一人の可変性は超大衆時代の価値の根源

[2017/10/23]
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「人間は変わらない。自分でしか変わることができない。しかも、変われるのは一部だけである」

資本主義社会が行き着いたこの世界には、そのような無意識が奥底に沈んでいる。谷から一度落として、這い上がってくる人間だけが、価値ある人間であるという無言のメッセージは、社会の至る所でネオンのごとく光っている。

テクノロジー時代、イノベーションが王であり、それに携わる人物だけに価値が宿るとする現代版の選民思想は、確実に社会の生命力を奪う。しかし、その現実は、華やかさによって、いつも鮮やかに隠蔽されている。

副業も、パラレルキャリアも、結局は格差を広げるだけだとも語られる。しかし、それは一側面であり、長期で見れば、それは全く違った本流を生み出すことだろう。

実力は大切だ。しかし優秀さの定義は調整される。人格や哲学までもが問われるようになるという言説は、もはや重箱の隅の話ではない。AIやロボティクス時代になればなるほど、この意義は巨大化する。

そして、一人一人に対し、激励の手が差し伸べられ続けるとき、人は変化する。その人が抱える深いスピリットに触れる時、人間は確実に変化しうるのである。

テクノロジー時代の先にあるものは、超大衆の時代だ。表面的なネットワーク民主主義ではなく、本質的な意味でそうなる。先哲たちが理想としていた全ての人が大衆となる時代に、ゆっくりとではあるが着実に近づいていく。

私たちは、そのようなところに向かいカタツムリのスピードで進んでいる。

 

 

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