女性の選択肢、活躍の場が広がることはとても良いことですね。
こちらは、女の子にもモノづくりやエンジニアリングの楽しみを伝えるために作られたブロック玩具「GoldieBlox」。これまでブロック玩具と言えば、LEGOのような男の子が遊ぶものでした。
つまり、女の子用がなかったのです。しかし、スタンフォードのエンジニアであったDebbie Sterling氏が、自身の経験からもこれを問題視し製品を開発。昨年の10月にKickstarterにプロジェクトを立ち上げました。
目標金額15万ドルのところを285,881円ドル(約285万円)を調達し成功。
GoldieBlox: The Engineering Toy for Girls
今年2013年の7月までに5万セットを販売し、なんと今やトイザラスにも商品が並ぶようになっています。これまでにない試みということもあり注目が集まっており、女の子用のおもちゃの中でもひときわ目立つ存在となっている模様。
今後の展開にも注目です。
選択肢を広げ、1人1人が輝く社会へ
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私自身は、女性も「経済を上向かせるためにどんどん社会の第一線で働いた方が良い!」という単純な意見は持っていません。
パーソナリティーにもよるし、その時の状況にもよるからです。どんなに専業主婦が良いと考えている人も、夫が交通事故で長期入院した場合、働かざるおえないかもしれません。
どんなに仕事が好きでも、二人の子供を生み育てるためには、社会の第一線を長期で退かなければならないタイミングがあるかもしれません。
大事なことは、選択肢が増えるということでしょう。パーソナリティー、状況に合わせて、個人を尊重した選択肢が広がることはとても良いことです。
そう言う意味から言えば、エンジニアになりたい女性は、これまで環境的に男性よりも恵まれていませんでした。しかし、今後はこういった格差も徐々に解消されて行くことでしょう。
メイカーズ時代は、男性、女性関係なく、自分をあますことなく発揮できる時代であることを望みます。