「2016年くらいからは、WEB上でハードウェアを設計することが普通になる」
その時代の入り口に私たちはいます。
こちらは、WEB上で設計図や回路図をデザインし、それを多くの人とシェア&コラボレーションできるツール「Upverter」。
ハードウェア設計のための「時間の短縮」「コストの劇的な低減」「設計におけるコミュニケーションの増大」をもたらします。
技術者の最大の設計コミュニティ、巨大なオープンソースの部品ライブラリー、使いやすいクラウドベースの設計ツールとして利用拡大を目指します。
もちろん、Upverterで設計したツールは回路は、ワンクリックで注文可能。ハードウェアのプロトタイプ作成が劇的に簡易かつ安くなるということです。
こちらが利用のイメージ動画。ハードウェア革命の一部を垣間みることができます。
Upverter Product Walkthrough from Upverter on Vimeo.
ハードウェアが民主化されていき、産業構造が変わる
ベンチャー企業養成スクールであり、小額の資金を出資するベンチャーキャピタルである「Y Combinator」。こちらは、オンラインストレージサービス「Dropbox」や個人の家を旅行者の為に貸し出すサービス「Airbnb」を輩出しています。
この「Y Combinator」のハードウェア版と言えるのが、「HAXLR8R」。
発達した製造インフラを持つ深センを拠点としており、「ソフトウェアはシリコンバレーからのもので、ハードウェアは深センからのものである」と豪語しています。
実際に、Kickstarterにも数々のハードウェアを送り出しています。
http://www.kickstarter.com/pages/haxlr8r
資金調達率は100%。以前取り上げたミニドローン「HEX」なんかもそうなんですね。
【参考】
3Dプリンタで部品を作り、組み立ても簡単。スマホで操作できるミニドローン「Hex」が人気
「これからの10年でハードウェアが民主化されていき、産業構造が変わる。」今起こっている第三次産業革命の核となるトピックです。
【Social Design Newsから本が出ました】
ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」